戸田橋花火大会は、毎年8月の第1土曜日に荒川河川敷で開催される
伝統的な花火大会です。
対岸のいたばし花火大会と同時に約13,000発の花火が打ち上がります。
穴場見どころ: 花火大会の会場は、戸田橋の北側と南側に分かれています。
北側は人が多く、南側は比較的空いています。
南側からは、戸田橋を背景にした花火を見ることができます。
また、戸田公園駅から徒歩約15分の戸田公園も穴場スポットです。
公園内には広い芝生やベンチがあり、ゆっくりと花火を楽しむことができます。
屋台地元グルメ: 花火大会の会場周辺には、多数の屋台が出店されます。
定番のたこ焼きや焼きそば、かき氷などのほかに、地元の名物や特産品を
販売する屋台もあります。
例えば、戸田市の特産品である「戸田菜」を使った料理や、「戸田餅」、
「戸田せんべい」などのお菓子を味わうことができます。
駐車場: 花火大会当日は、会場周辺の道路が混雑するため、
車で来場することはおすすめしません。
公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を事前に予約する必要があります。
ただし、有料駐車場も限られた台数しかありませんので、
早めに確保することが大切です。
以上が、戸田橋花火大会についての簡単な情報です。
以下に詳細な情報を記載します。
戸田橋花火大会の歴史
戸田橋花火大会の歴史について、簡単にお答えします。
戸田橋花火大会は、1951年に戸田町と板橋区との境界変更を記念して
始まりました。
当初は戸田町主催・板橋区後援でしたが、1952年からは共催になりました。
1961年には板橋区側が「区民納涼花火大会」と名称を変更し、
形式上は別大会となりましたが、実質的には合同で行われています。
戸田橋花火大会は、東京オリンピックに沸いた1964年には仕掛け花火30台、
打ち上げ花火400発と、当時にしては相当数の花火が上がったといいます。
現在では、尺5寸花火やウルトラスターマインなどの迫力ある花火が見られます。
尺五寸花火歴史
尺五寸花火の歴史は、江戸時代に始まりました。
当時、花火は夏の風物詩として人々に親しまれていました。
尺五寸花火は、大きくて美しい花火として人気がありました。
しかし、明治時代以降、尺五寸花火は打ち上げるのに高い技術やコストがかかるため、
次第に少なくなっていきました。
現在では、尺五寸花火を打ち上げる花火大会は全国で数えるほどしかありません
ウルトラスターマインとは
ウルトラスターマインとは、花火大会で見られる迫力ある花火の一種です。
スターマインとは、複数の花火を同時に打ち上げて、
色や形を変化させながら見せる花火のことです。
ウルトラスターマインとは、その中でも特に多くの花火を打ち上げて、
空全体を埋め尽くすような壮大な花火のことを言います。
例えば、長良川全国花火大会では、70基のスターマインが登場する
ウルトラスターマインで開幕しました。
戸田橋花火大会では、フィナーレで5分間で1万発を打ち上げる
超ウルトラスターマインが見られました。
スターマインは、花火の種類ではなく、打ち上げ方法の呼び名です。
いくつもの花火を組み合わせて連続的に打ち上げ、
ひとつのテーマを描き出すものです。
スターマイン種類など
スターマインには、色や形や音などでさまざまなバリエーションがあります。
例えば、以下のようなものがあります。
- ワイドスターマイン：幅広い範囲に花火を打ち上げるスターマインです。
- ナイアガラ：水平に打ち上げられた花火が滝のように流れるスターマインです。
- 音楽スターマイン：音楽に合わせて花火を打ち上げるスターマインです。
- デジタルスターマイン：コンピューターで制御された花火が文字や絵などを
表現するスターマインです。
尺五寸花火とは
尺五寸花火とは、直径約50cmの大玉の花火のことです。
東京最大の打ち上げ花火として、いたばし花火大会で毎年見ることができます。
打ち上げられると、空に直径約600mの大きな花が咲きます。
音も大きく、観客席に響きます。
尺五寸花火は、日本では珍しい花火です。
他には、長岡まつり大花火大会や全国花火競技大会（大曲の花火）などで
見ることができます
尺五寸花火は、大きな球状のかまに火薬や色素などを混ぜた星という粒を
入れて作ります。
星は、花火が空に咲いたときに光る部分です。
星の色や形は、火薬や色素の種類や配合によって変わります。
尺五寸花火の中心には、星を遠くに飛ばすための割火薬という火薬が入っています。
割火薬は、花火が高く上がったときに爆発して星を散らします。
尺五寸花火は、大きくて重いので、打ち上げるときには特殊な筒や装置が必要です。
打ち上げるときには、安全に注意しなければなりません
尺五寸花火を作る技術は、花火師と呼ばれる専門家によって伝えられています。
花火師は、火薬の調合や星の製造、割火薬の造粒など、多くの工程を行います。
尺五寸花火は、大きな玉に多くの星を詰め込むため、高い技術が必要です。
尺五寸花火を作る花火師は、全国で数十人しかいないと言われています
星とは、花火の光の1つずつとなる丸い粒状の火薬のことです。
星は、花火玉の中に割火薬と一緒に詰められています。
星が燃えるときに、金属塩や金属粉末などが炎色反応を起こして、
さまざまな色を出します。
星の大きさや形や色や素材によって、花火の見た目や効果が変わります。
星の製造とは、花火師が星を作ることです。
星を作る方法は、いくつかありますが、一般的なものは、
造粒器という機械で火薬を丸める方法や、かまという回転する器具で
火薬を混ぜて太らせる方法です
星の種類には、色や形や演出などによって、たくさんの種類があります。
例えば、丸星や掛け星や花火玉やポカ物などです。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- 丸星：花火玉の中に詰められた小さな星で、空中で光るときに丸い形をしています。
- 掛け星：丸星の一種で、日本独自の製法で作られた星です。
色や大きさが均一で、美しい円形を描きます。 - 花火玉：花火の玉のことで、同心円状に星と割薬が配置されています。
割薬が燃えると、花火玉が破裂して星が飛び散ります。 - ポカ物：花火玉の一種で、割薬がなくても空中で破裂する花火です。
破裂音が「ポカ」ということからこの名前がつきました。
戸田橋花火大会まとめ
戸田橋花火大会は、埼玉県の中でも比較的大きな花火大会の一つとして
歴史ある花火大会です。
今年は第70回であり、コロナウイルス感染も落ち着いていることから
実施予定とされています。花火大会では、屋台なども多く、
花火だけでなく屋台目当てで来られる方も一定数います。
埼玉県民だけでなく全国から花火を見に来られるのでピーク時間は
最寄りの駅が混雑しています。
また、花火は約1万3000発打ち上げられます。
戸田橋花火大会のもう一つの良い点は、荒川を挟んで「いたばし花火大会」
と同時開催をされることです。
良い場所を確保すれば、同時に両方の花火をみることができとても綺麗です。
以外と、穴場は池袋のサンシャインタワーの上層階です。
そこから２つの花火大会が一望することもでき、混雑がないので、
おすすめスポットです。
しかし、屋台などの雰囲気を楽しみたい方は是非現地にいくことをおすすめします！
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